カンザスシティバンド
KANSAS CITY BAND
カンザスシティバンド
略歴
1997年、「阿佐谷ジャズストリート」(東京)出演にあたり臨時に編成。
1930年代のカウントベイシーCount Basie楽団やその当時のメンバーが50年代に残したレコード、ジェイマクシャンJay McShann、ビッグジョーターナーBig Joe Turner、ジュリアリーJulia Lee、アンディカークAndy Kirk等々、カンザスシティゆかりのミュージシャンたちのレコード、またサムプライスSam Price、ジョーリギンズJoe Liggins、ラッキーミリンダーLucky Millinderなど、40年代のアメリカンブラックスイング~ジャンプバンドの音楽のカバーを演奏するバンドとして、年2回程度のライブ活動をしていた。
1999年、西新宿を拠点として定期的なライブ活動を開始。
2000年7月、渡米。Kansas City Blues & Jazz Festival 2000(ミズーリ州カンザスシティ)の他、クラブやビアホールなどへ出演。
新聞・ラジオ・テレビなどメディアにも取り上げられ、カンザス市から名誉市民の資格を授与される。
2001年、1stアルバム『バレルハウスで☆ヘイ!ヘイ!』を発表。上記カバー楽曲に日本語詞を付ける試みを始める。
2004年、2ndアルバム『だいぶジャイヴ』を発表。
このアルバム制作を機にオリジナルのスイング/ジャンプ/ブルースナンバーを次々作るようになる。
2007年、3rdアルバム『大人の事情』を発表。
オリジナル楽曲を中心にカバーも含め全曲日本語詞、サウンドは1940~50年代のスイング/ジャンプのスタイルで構成。
カンザスシティバンドの基本サウンドが固まる。
2011年、4thアルバム『COME IN!』を発表。
2012年、5thアルバム『GET OUT!』を発表。
2年連続でリリースされたこの2枚は10人編成で録音されたKC10シリーズ。
ビッグバンド風のサウンドに乗せて、ブルースやジャズと昭和の歌謡曲の関連性を意識的に打ち出した作品。
『GET OUT!』リリースに先だつ4月、「新しい町」の配信を開始。
「新しい町」が大阪のFM802「HIRO T’S MORNING JAM」(当時)で連日オンエアされる。
2013年、6thアルバム『大人の夜のビッグバンドブルース』を発表。初のライブアルバム。
2015年、7thアルバム『DOWN HOME』を発表。
クラリネット、トロンボーン、バンジョーをフィーチュアした編成でトラッドジャズのサウンドをベースにした作品。
2017年、結成20年を迎え、特別興行『浅草公演ロック』をホームグラウンドであるHUB浅草店で開催。
2018年、前年開催した結成20周年ライブの模様を収録した2枚組アルバム『UPROAR!』を発表。
2023年7月、通算9作目のアルバム『Old Comedy』を発表。
メンバー紹介
下田卓(リーダー Vo, Tp)
井上大地(G)
上山実(P)
渡部拓実(B)
大澤公則(Ds)
その他参加アーティスト
山田翔一(Tb)
右近茂(T.Sax, Cl)
長野次郎(Br.Sax)
他